海外展開を自社だけで進めるメリット・デメリット | 株式会社パコロア

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海外展開を自社だけで進めるメリット・デメリット

 

はじめて海外展開に取り組む際の進め方は大きく分けて3パターンあります。

 

 

 

1)最初から最後まで自社のやり方で自社主導で海外展開を進める。

 

 

 

2)軌道に乗るまで、あるいは途中の必要な部分だけ、外部の専門家や海外展開支援サービスを活用し以降は自社だけで海外展開を進める。

 

 

 

3)海外事業(販路構築や投資環境調査)は出来るだけアウトソースし、他社(E Commerceサイト、現地の知り合い、商社など)に動いてもらう、自社独自の方針はなく提案されればそれをするかしないかの判断となる。

 

 

 

 

 

 

但し1)、2)を志向していても、社内体制が整わず途中で3)になることや、

 

3)ではじめても対費用効果が低く(あるいは予算オーバーで、もしくは結果が出ず)1)2)にて再検討する場合などもあります。

 

 

 

 

下記はそれぞれのメリット・デメリットです。

 

ノウハウ

時間

費用

最初から最後まで自社だけで進める

  〇

  △

  △

一部外部活用したのち自社だけで進める

  ◎

  ◎

  △

最初から最後までアウトソースする(販路構築、投資調査)

  △

  〇

  △

 

 

 

 

 

 

1)の海外展開を最初から最後まで自社だけで進めるメリットは何でしょうか。

 

 

 

まず費用が削減できます。

 

月額で数万~数十万円、年間で数百万円の外部専門家・コンサルタント等の費用が不要となります。

 

その予算を海外販促ツール作成、展示会出展、出張費用等により多く配分できます。

 

 

 

 

前提条件:自社内に自力で進められる担当者がいらっしゃること

 

 

 

 

 

一方デメリットは、 担当者が御社に最適な海外展開を進められない場合、時間がかかります。

 

 

 

プロを起用すれば1~3年で事業が立ち上がるところ、経験の少ない担当者の試行錯誤に委ねるとゴールが見えないトンネル期が続きます。

 

 

 

 

 

2)の軌道に乗るまで、あるいは途中の必要な部分だけ、外部の専門家や海外展開支援サービスを活用するメリットは何でしょうか。

 

 

まず時間が短縮できます。

そして自社に海外ビジネスのプロのノウハウが残ります。

 

 

海外事業計画、ビジネスモデル選定、戦略など、仮説段階で経験のある第三者の視点を入れることで過小評価や過大過信を防げます。

 

 

また海外特有のリスクの嗅ぎ分け方、交渉のテクニック、異文化適応は、一定期間プロと切磋琢磨することで飛躍的に習得の効率を高めることができます。

 

 

自社に不足している能力や、戦い方が早く明確になり、事業が一気に加速します。

 

 

 

 

一方デメリットは、社長さまの覚悟と外部活用費用という初期投資が必須なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

3)の社内に専任の担当者をおかず、海外事業(販路構築や投資環境調査)は出来るだけアウトソースする、のメリットは何でしょうか。

 

 

 

自社だけでは構築できない、すでに海外とつながっているプラットフォームを活用できることは、初期段階の時間が短縮でき効率的です。

 

 

 

しかし利用するアウトソースサービスを、自社のビジネスに合うよう常にチューニングをする必要はあります。

 

何もせず放置しておいてもなかなか結果にはつながりません。

 

 

 

つまりデメリットとして、

あくまでプラットフォーム(E-Commerce、現地の知り合い、商社など)経由での取引となります為、

特別な意識と努力がない限り、感度の高い情報やノウハウを自社に取り込むことは難しい、という点があります。

 

 

 

 

 

さて、上記の表の “費用” の部分は1)2)3)のすべてが△になっています。

 

 

その理由は、

『どのような形になるにしろ海外展開を進める限りは』、

 

 

 

 

自社だけで進めても、

 

外部の専門家を投入しても、

 

あるいは他社に販路構築や投資整備をゆだねても、

 

 

 

これまでにない費用が掛かるという点は同じで、

 

総額費用としては1)2)3)共に変わらないかもしれません。

 

 

 

1)の場合、社内の未経験者を登用しますと教育費用が発生します、課長クラスの経験者を中途採用しますと毎月の費用が外部活用(コンサルタント)費用とそう変わらなく、なります。

 

 

3)の他社に動いてもらうと、効率が良いように感じますが自社で得られる利幅は少なくなります。

 

海外出張費用の負担は無いかもしれませんが同時にチャンスも失っているかもしれません。

 

 

機会と気づきと次への展開アイデアは現地で汗をかいた人がしっかり握っているためです。

 

 

 

 

2)の外部専門家やコンサルタントの活用は、確実な海外展開を希望される企業さま、

会社として中長期的に海外展開を最優先に考えておられ初期投資を実行できる企業さまにはおすすめです。

 

 

 

予算を投じプロを活用、時間を買い成功確度を高め先駆者利益を得ることで、

 

 

新事業としての展開規模はより早く、より大きくなります。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、

 

すべての企業さまが海外展開を志向する必要も海外事業を最優先させる必要もなく、

 

 

例えば、あくまで国内事業が最優先の企業さまの場合は、専門家やコンサルタントなどの高度人材の投入ではなく、

 

 

既存の社員全員で日常業務に影響の出ない範囲の兼務で国際化に取り組み、遅くとも5年~10年後には海外展開できている状況を目指す、とするなどが

 

 

合理的で正しい選択の1つとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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